先生は占い師

リアル人生にも裏技を

自分の軸の作り方

相談「いつも人に合わせてしまって、自分がなくなっちゃうんです。そんな自分が心底嫌なんです。どうしたら自分の軸ができますか」

 
 
このような相談は八方美人な方に多いのですが
八方美人は
人に好かれたいからなってしまうのではなく
「人に嫌われたくない」からなってしまう。
 
「人に嫌われたくない」という気持ちを叶えるために、人に対して神経質になる、八方美人になる。
それは悪いことではなく
あなたがそう望んだだけ。
 
八方美人の直し方は今度記事に上げるとして、
今回は
「人に合わせても自分の軸を保ち続ける方法」
を教えます。
 
 
【長所は軸にならない】
自分の良い所で自分のアイデンティティを確立する。たしかにいいことではありますが、長所はよくブレます。
 
例えば、友人、仕事仲間、家族、お客さん、それぞれだけに見せているあなたの顔がありますよね。
彼らから見て、あなたの良さは
バラバラだと思います。
友人から見たら、どんどん引っ張るリーダー気質に
仕事仲間から見たら、とても誠実な人に
お客さんから見たら、とても愛嬌のある人に
 
このように、いい面って沢山あるんですよね。
そしてほとんどが、自分の意志でそうなったというよりも、相手に合わせた結果
そのような役割になった
そのような立ち位置になった
だけであって、目の前の人が変われば、自分の良さも変わってしまいます。
 
そういうことに敏感な人は、
「私ってなんなんだろう…」
と自分を責めてしまいます。
 
 
【短所やネガティブな面を固定しろ】
目の前の人が変われば、いい面も変わってしまいますが、
 
悪いところって、どんな人を目の前にしたところで、実はあまり変わってないんですよね。
 
長所では自分の固定ができないけれど、
短所ではどんなときでも変わらないので
固定できる。つまり軸が作りやすいです。
 
人間はそもそも邪悪な存在で、心に闇を秘めています。それが人間として完成形なのです。
 
なのに僕達は、ネガティブな思いや、短所を「悪しきもの」と認定して、心の外に排除しようとする。
 
善100%の人は弱い。それは人間として不完全だから。
良い人であろうとするのは素敵なことですが、
善意で満たそうとすると、健康を害したり、人生に不具合が生じます。
 
善20%
悪20%
どちらでもない60%
このような比率で自分を考えるととても良くて
善とどちらでもないものは、状況や余裕度によってすぐに変わったりしますが
悪は変わりません。変えられないから悪なのです。
弱さなのです。
そして、今は悪だと思っているけれど、
本当はただの特徴に過ぎません。
悪だと思っていること自体に問題があるのです。
そこにあなたの軸があります。
 
僕の軸にあるのは「ずるさ」です。
システムの抜け道や、人の弱点などを見抜いちゃうのが、得意です。
 
正攻法から外れた方法で、目的を達成させちゃいます。人から「ずるい」と言われてしまうようなことを思いついてしまいます。楽をしてしまうのです。
 
模試で英語で全国2位になったことがあります。
だけどそれは、本当に英語力があるわけではなく、どんな問題か来るか分かってしまうだけです。
 
昔はそのような、ずるい思考をしてしまっている自分が嫌で、罪悪感がとてもありました。
 
ですが僕はそういう自分のずるさが大好きで、この「ずるさ」を使って、生きるのを楽にしたり、人に得をさせたりしています。また、ずるいことを考えてるな、と思ったらそのまま話しちゃいます。すると笑ってくれます。
 
ずるさも人のために使えば、面白がってくれます。