成績の上がらない、覚えられない暗記の仕方。
暗記が苦手な人の特徴として、
左から(上から)一字ずつ、一語ずつ覚えていくようなやり方をする方がいます。
ですが、その暗記方法は非効率的でお勧めしませんし、子供にそれを強いることはお勧めしません。勉強嫌いが加速度を上げてしまいますからね。
一所懸命その瞬間で覚えたとしても、復習をしなければ
一時間も経てば覚えたことの4割しか覚えてません(エビングハウスの忘却曲線という暗記持続率の統計グラフです。個人差はありますが、一か月も経つと、覚えた内容を忘れます。)
新しい単語を覚えるときでも、初めて見たものを、そのときに覚えるというのは結構ストレスがかかります。苦に感じてしまうことが多いですね。
ですから暗記をする前に「見たことがある」下地をつける。
いきなり覚えようとしない。
あ、なんか見たことあるな。
このくらいのレベル単語や用語を覚えようとするなら、脳も負担を感じにくくなります。
英単語だったら、ざっと、100単語CDに合わせて音読、それも苦なら
CDを再生しながら単語を目で追うのもOKです。
「なんか見たことある」この状態を沢山作っておくと
暗記したときには、忘却曲線が緩やかになり(忘れにくくなり)
結果、二次関数的に学力が伸びていくでしょう。
勉強は暗記じゃない。結果的に覚えてしまうもの。
追求しているうちに、結果的に自然に覚えてしまった。
そのほうが負荷がかかりにくく勉強に対するハードルが下がります。気軽に勉強できるようになります。
暗記に対してブロックが外れたら、初見でも覚えられるようになりますよ。
まずは楽しもうとすること。
苦に立ち向かおうとすると、どうしても腰が重くなってしまい、勉強回数そのものが少なくなっていきます。
苦を避けて勉強してください。
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