占い師・カウンセラーの仕事は、結婚式場のそれとは真逆。
友人が結婚式場で働いている人に、なぜこの仕事を選んだかを訊いた。
すると彼は「ブライダル業界を選んだのは人生で一番幸せな場面を見ることができるから」と答えたそうだ。
なるほど。
占い師やカウンセラーの仕事は
すべてがそうじゃないとしても
大抵はその人にとってどん底で、救いを求めてやってくるものだ。
結婚式のそれとは真逆の仕事なんだ。
一番不幸な現場に居合わせることになる。
幸せではなく、不幸で飯を食べている仕事だ。
だからと言って、楽しくないかと聞かれたら
僕はとても楽しいというか、喜びを感じる。
落ち込んでいる人がいたら、元気を分けたいし
孤独な人がいたら、孤独を埋めてあげたい。
そしてより幸せになるように導いてあげたい。
そうやってどんどん、豊かになっていくところを見ていくのが楽しいので
この仕事はやめられない。
もちろん、満たされている人が占いを活用すると、より豊かな人生を歩めることは間違いない。本当に望むのは、どん底な時だけではなく、調子が良いときにこそ、占いを活用して、人生をもっと彩りのあるものにしていってほしい。
最近、カウンセラーの仕事も請け負うようになったが、
結局、幸せに導いていくという点で、
占い師とあまり変わらないと思っている。
占い師として、カウンセラーとして、
この世界から孤独を失くしていく活動は、これからも続けていこうと思いました。